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純粋資本主義批判貨幣と信用

貨幣と信用 純粋資本主義批判

A5判 296ページ
価格:6,160円 (消費税:560円)
ISBN978-4-13-040172-2(4-13-040172-6) C303
奥付の初版発行年月:2000年06月

内容紹介

貨幣論と信用論を貫く「貨幣の価値」「流通必要量」「準備金」という市場の「表象の限界」に位置する3つの概念を手がかりに貨幣数量説(表象)批判を展開し,資本主義の「限界設定」を理論的に追求する.


目次

序論 表象批判としての貨幣数量説批判
第I部 貨幣から信用へ
 第1章 価値形態と貨幣流通——流通根拠の階層性
 第2章 貨幣蓄蔵と貨幣価値——貨幣価値の安定性
第II部 信用から貨幣へ
 第3章 信用創造と流通必要量
     ——信用貨幣の流通根拠:ソーントン『紙券信用論』をめぐって
 第4章 中央銀行と準備金
     ——フリーバンキング論批判:バジョット『ロンバード街』をめぐって
 第5章 信用論と貨幣論との紐帯
     ——信用創造の限界:川合一郎と宇野弘蔵の信用論
結論 純粋資本主義批判へ


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