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グローバリゼーションと国民経済の選択

グローバリゼーションと国民経済の選択

A5判 296ページ
価格:4,950円 (消費税:450円)
ISBN978-4-13-040175-3(4-13-040175-0) C303
奥付の初版発行年月:2001年01月

内容紹介

ベルリンの壁崩壊後の世界を学問的にどう捉えたらいいか,という問題関心を契機として,本書は,グローバリゼーションと呼ばれる状況について経済史研究者の立場から分析を加えるものである.国民経済やエリートの,歴史のある時点における「選択」や「選択肢」の観点を重視し,グローバル化が進行して当面の政策課題に対してひとつの国民,あるいは国民経済としてどう対応するかについて有意義な示唆を与える.


目次

はしがき
1章 グローバリゼーションの歴史的文脈(秋元英一)
2章 ポンドの衰退とイギリス国民経済の選択(金井雄一)
3章 戦後再建期の国際決済銀行(矢後和彦)
4章 ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体による市場統合 1953−1954年(石山幸彦)
5章 1950年代西ドイツの貿易構造とEECの選択(古内博行)
6章 グローバリゼーションの衝撃とドイツにおける選択肢(雨宮昭彦)
7章 「EUヨーロッパ」の拡大(小川有美)
8章 独立後タンザニア経済と構造調整政策(池野 旬)
索引


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