アメリカ型経済社会の二面性 市場論理と社会的枠組
A5判 304ページ
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-13-040183-8(4-13-040183-1) C303
奥付の初版発行年月:2001年09月
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-13-040183-8(4-13-040183-1) C303
奥付の初版発行年月:2001年09月
内容紹介
効率的かつ柔軟な市場システムを活用し,産業構造の転換を成功させることによって復活を遂げた1990年代のアメリカ経済のあり様に焦点をあて,市場メカニズムのダイナミズムとその展開に必要な基盤としての「社会的枠組」との関係を検証し,複雑な構造的特質を抉出する.
目次
序章 アメリカ型経済社会を分析するための視角設定の試み(渋谷博史)
1章 労働政策と株主の富の最大化(M・ロー,三谷進訳)
2章 アメリカの金融再編と金融秩序(井村進哉)
3章 アメリカのIT産業:経済再生,「ニューエコノミー」への貢献(福田 豊)
4章 環境政策のアメリカ的あり方:環境税の審議過程(櫻井泰典)
5章 市場指向型農政とアメリカ農業(立岩寿一)
6章 アメリカ経済のマクロ構造と国際経済関係(花崎正晴)
7章 1997−1998年国際金融危機とアメリカの対応(荒巻健二)
8章 アメリカの対中通商政策(大橋英夫)