現代インドネシア経済史論 輸出経済と農業問題
A5判 378ページ
価格:8,580円 (消費税:780円)
ISBN978-4-13-040211-8(4-13-040211-0) C303
奥付の初版発行年月:2004年02月
価格:8,580円 (消費税:780円)
ISBN978-4-13-040211-8(4-13-040211-0) C303
奥付の初版発行年月:2004年02月
内容紹介
植民地期19世紀半ばから独立後20世紀末までの1世紀半にわたるインドネシア経済の歴史的変化を,国際収支と貿易,主導的輸出産業の推移とその担い手,土地と労働力の供給基盤としての農業・農村という3つの角度から論じ,その構造的全体像を明らかにする.
目次
I 輸出経済の転変
第1章 国際収支の推移と特徴
第2章 植民地期の対外貿易
第3章 独立後の対外貿易
第4章 東南アジアのなかのインドネシア経済
II 主導産業の担い手たち
第5章 砂糖の時代とクルチュールバンク
第6章 ゴムの時代と経営代理企業
第7章 石油の時代と国営企業
第8章 工業化とコングロメラット
III 農業問題とジャワ農村
第9章 土地と労働——輸出産業の農村的基盤
第10章 地租制度小史
第11章 ジャワ村落と人口成長——ウンガラ郡の事例
第12章 農業問題の展開