国際金融システムの制度設計 通貨危機後の東アジアへの教訓
A5判 272ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-040222-4(4-13-040222-6) C303
奥付の初版発行年月:2006年02月
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-040222-4(4-13-040222-6) C303
奥付の初版発行年月:2006年02月
内容紹介
1990年代後半に起きたアジア通貨危機は,他国への危機の伝播と金融危機を伴う新しいタイプのものであった.「21世紀型の通貨危機」に対応するための,東アジアにおける望ましい国際金融システムのあり方を追究する.
目次
序章 新しい国際金融システムの制度設計に向けて(福田慎一)
第I部 望ましい為替相場制度のあり方
第1章 通貨危機後の東アジア経済圏における為替政策(大野早苗・福田慎一)
第2章 東アジアにおける共通通貨バスケット導入の可能性(小川英治・川?碍鯊析此
第II部 為替相場制度と貿易関係の展開
第3章 為替相場のボラティリティが国際貿易に与える影響(熊本方雄・熊本尚雄)
第4章 インボイス通貨とバスケット・ペッグ制度(塩路悦朗)
第5章 再論・為替レートのパス・スルー低下(大谷 聡・白塚重典・代田豊一郎)
第III部 「21世紀型の通貨危機」をどう捉えるか
第6章 アジア通貨・株価の伝播と連動性(伊藤隆敏・橋本優子)
第7章 アジア経済危機とクレジットクランチ(塩谷雅弘・高阪 章)
第8章 通貨危機の政治経済学(高木信二)