日本のイノベーション・システム 日本経済復活の基盤構築にむけて
A5判 340ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-040224-8(4-13-040224-2) C303
奥付の初版発行年月:2006年04月
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-040224-8(4-13-040224-2) C303
奥付の初版発行年月:2006年04月
内容紹介
技術者,研究者,企業,大学がそれぞれ有する高度な科学的・技術的知識を産業において実用化するインターアクティブなプロセスを考察することで,日本経済の中長期的な発展の基盤となるイノベーション・システムを構築するための手がかりを提示する.
目次
序章 日本のイノベーション・システム(後藤 晃)
第I部 サイエンスリンケージと産学連携
第1章 日本特許におけるサイエンスリンケージの計測(玉田俊平太・内藤祐介・玄場公規・児玉文雄・鈴木 潤・後藤 晃)
第2章 産学連携の分析枠組み(児玉文雄・鈴木 潤)
第3章 理工系人材形成における産学官協力(後藤 晃・リー・ウルガー)
第II部 中小企業とネットワーク形成
第4章 産業クラスター形成における製品開発型中小企業の役割(児玉俊洋)
第5章 中小企業の産学連携と研究開発ネットワーク(元橋一之)
第III部 企業の戦略とコーディネーション
第6章 マルチサイド・ソフトウェア・プラットフォーム(アンドレイ・ハジウ)
第7章 アーキテクチャの比較優位に関する一考察(藤本隆宏)
第8章 サイエンス型産業が直面する複雑性と組織限界(中馬宏之)
第9章 イノベーションと組織・経営改革 電機産業のケース(三本松進)