高所得時代の中国経済を読み解く
A5判 240ページ
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-13-040309-2 C3033
奥付の初版発行年月:2022年12月 / 発売日:2022年12月下旬
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-13-040309-2 C3033
奥付の初版発行年月:2022年12月 / 発売日:2022年12月下旬
内容紹介
いまや世界経済を牽引する経済大国となり、1人あたりのGDPも1万ドルを超える中国。名実ともに経済大国となった中国経済を、あらゆる角度から分析し、その現状・課題・未来を見通す最新の論考。
著者プロフィール
丸川 知雄(マルカワ トモオ)
東京大学社会科学研究所教授
徐 一睿(ジョ イチエイ)
専修大学経済学部教授
穆 尭芊(ムウー ヤオーチェン)
新潟県立大学国際地域学部准教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序章(丸川知雄)
Ⅰ 課題
第1章 地域経済──開発政策の展開と実態(穆 尭芋)
第2章 人口減少時代の到来とその影響(丸川知雄)
第3章 都市化の推進と抑制(岡本信広)
第4章 農業・農村問題の現状と課題(山田七絵)
第5章 これからの中国経済はどうなるか?──経済成長の予測(李 晨)
第6章 西洋的価値の挑戦を受ける中国(大西 広)
Ⅱ 挑戦
第7章 イノベーションと知的財産権(李 春霞)
第8章 デジタル・イノベーション─プラットフォーム経済の進化と展望(岡野寿彦)
第9章 デジタル人民元の現状と展望(山岡浩巳)
第10章 新たな経済発展の起爆剤として期待される新インフラ(徐 一睿)
第11章 自動車産業の発展と新エネルギー車戦略(湯 進)
第12章 半導体産業の動向──米中対立下における国産化の試み(雷 海涛)
終章(丸川知雄・徐 一睿・穆 尭芋)