スタートアップ入門
価格:2,750円 (消費税:250円)
ISBN978-4-13-042151-5 C3034
奥付の初版発行年月:2019年05月 / 発売日:2019年05月上旬
起業にするためには何が必要なのか? そして何を知っていればいいのか? 東京大学の人気講座・東京大学アントレプレナー道場で講義されている起業するための基礎知識を完全網羅.本郷バレーと呼ばれ,200社以上が設立した東大発スタートアップはどのような授業をしているのか,人気講座・はじめての入門書.
長谷川 克也(ハセガワ カツヤ)
東京大学産学協創推進本部イノベーション推進部特任教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
第1章 序論
1-1 なぜアントレプレナーシップが大事か?
1-2 東京大学での起業家教育と本書の位置付け
第2章 イノベーションの担い手はスタートアップ
2-1 イノベーションとは何か?
2-2 イノベーションの担い手の変遷
2-3 日本の状況
2-4 シリコンバレーのエコシステム(生態系)
第3章 スタートアップと普通の会社は違う
3-1 スタートアップとは?
3-2 スタートアップとスモールビジネスは違う
3-3 スタートアップは大企業の小型版ではない
3-4 大企業の中での新規事業
3-5 なぜスタートアップの仕組みを学ぶのか?
第4章 ビジネスとは顧客に価値を届けること
4-1 そもそもビジネスとは何か?
4-2 顧客は何に対して対価を払うのか?
4-3 顧客とユーザー
4-4 マーケティング
4-5 どうやって売るか?
第5章 どうやってスケールするビジネスを見つけるか
5-1 マーケットと市場規模
5-2 どれくらい大きなマーケットが必要か?
5-3 マーケットが大きければ必ず競合が居る
5-4 どうやって競争に勝つか?
5-5 スケールするビジネスの見つけ方
5-6 リーン・スタートアップの考え方
第6章 ビジネスモデルとビジネスプラン
6-1 狭義のビジネスモデル=お金の稼ぎ方
6-2 広義のビジネスモデル=ビジネスの仕組み
6-3 ビジネスプラン(事業計画)
6-4 プレゼンテーションとピッチ
第7章 株式会社の本質を理解しよう
7-1 なぜ事業をするには会社がある方がいいのか
7-2 なぜスタートアップは株式会社なのか
7-3 株式会社の特徴と基本的な構成
7-4 スタートアップにおけるオーナーシップ
7-5 株式会社以外の企業形態
第8章 事業に必要なお金をどうやって集めるか
8-1 資金調達
8-2 出資と融資
8-3 スタートアップへの資金の出し手
8-4 ベンチャーキャピタルの基本的な仕組み
8-5 EXIT(エグジット)
8-6 ベンチャーキャピタル投資の特徴
第9章 多様な株式と資本政策
9-1 資本政策
9-2 多様な株式と資金調達方法
9-3 スタートアップの資本政策
9-4 Googleの実験
第10章 会社経営のための基礎知識
10-1 会社設立の手続き
10-2 事業を営む上で必要な法律的な知識
10-3 知的財産権
10-4 会社の財務と会計
10-5 会社の様々な機能
Startups 101
Katsuya HASEGAWA