社会システム・デザイン 組み立て思考のアプローチ 「原発システム」の検証から考える
横山 禎徳:著
四六判 272ページ
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-043042-5 C1034
奥付の初版発行年月:2019年02月 / 発売日:2019年02月中旬
価格:2,860円 (消費税:260円)
ISBN978-4-13-043042-5 C1034
奥付の初版発行年月:2019年02月 / 発売日:2019年02月中旬
内容紹介
ゴールの姿が明確に見通せない難しい課題を解決していくには,絶えず仮説を組み立てて繰り返し検証し,「問題の裏返し」ではない戦略を形作る「社会システム・デザイン」という高度技能が必須である.変化し続けるダイナミックなプロセスの中で課題解決に向かうために必要な方法論と高度なスキルを追求する.
著者プロフィール
横山 禎徳(ヨコヤマ ヨシノリ)
県立広島大学専門職大学院経営管理研究科(HBMS)研究科長/東大EMP企画推進責任者
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに――本書の目的
第1章 社会システムとして「原発システム」を捉える
第2章 悪循環を発見する――中核課題の正確な把握
第3章 良循環を形成する――中核課題への対応
第4章 新しい「社会システム」をいかに捉えるか――電力需要・供給システムの変化への対応
第5章 サブシステムを活かす――良循環の原動力
第6章 未知のプロセスとリスクへの対応――廃炉と放射性廃棄物の処理
第7章 誰もが議論できるシステムへ
おわりに
あとがきに代えて――新しい「常識」
コラム1:少子化対策をめぐる悪循環
コラム2:住宅供給に関する良循環
コラム3:低線量被曝をどう捉えるか
コラム4:チェルノブイリ原発事故から見た除染問題
コラム5:第4世代の原発のゆくえ
コラム6:アスベスト被害に対する安全対策