フランスにおける公的金融と大衆貯蓄 預金供託金庫と貯蓄金庫:1816−1944年
A5判 368ページ
価格:8,800円 (消費税:800円)
ISBN978-4-13-046064-4(4-13-046064-1) C303
奥付の初版発行年月:1999年07月
価格:8,800円 (消費税:800円)
ISBN978-4-13-046064-4(4-13-046064-1) C303
奥付の初版発行年月:1999年07月
内容紹介
両大戦間期から第二次大戦期までの預金供託金庫の経営動向の詳細な分析から,フランスにおける「公的金融」と「大衆貯蓄」との関係を検証し,そこから国家の多様な「構想」の出現を可能にした「条件」とそれに関わった人々の姿を克明に描き出す.
目次
序章 フランス経済史における国家と社会
I章 第一次大戦前の預金供託金庫と貯蓄金庫:予備的考察
II章 通貨・財政危機と公的金融の動揺:第一次大戦後の預金供託金庫と貯蓄金庫
III章 大衆貯蓄の前進と公的金融の拡大:通貨安定期の預金供託金庫と貯蓄金庫
IV章 財政・金融政策の再編と公的金融:大恐慌期の預金供託金庫と貯蓄金庫
V章 戦時体制下の公的金融と大衆貯蓄:第二次大戦期の預金供託金庫と貯蓄金庫
終章 総括と展望
資料/文献/索引