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小型車と大衆車による二つの道程日本自動車工業史

日本自動車工業史 小型車と大衆車による二つの道程

A5判 488ページ
価格:8,360円 (消費税:760円)
ISBN978-4-13-046103-0 C3033
奥付の初版発行年月:2011年02月

内容紹介

日本の自動車産業は,その黎明期から決して欧米の後追いではなかった.輸入にはじまる「大衆車」部門と,日本の市場特性から出現した「小型車」部門の比較分析から,構造的総合として日本自動車工業の全体像を明らかにする.  東京大学出版会刊行助成図書


目次

序 章
第I部 戦間期:小型車と大衆車の2つの市場・供給構造の形成
第1章 1910年代における自動車の普及と製造の試み
第2章 1920年代における外国メーカーによる大衆車工業の展開
第3章 1920年代における小型車工業の形成
第4章 1930年代前半における国産普通車工業の停滞と小型車工業の成長
第II部 戦時期:日本自動車工業の再編成
第5章 自動車製造事業法と戦時統制経済による自動車工業の再編成
第6章 戦時期における国産大衆車工業の形成と展開
第7章 戦時期における小型車工業と自動車販売業の「民軍転換」
第III部 戦後:日本自動車工業の復興と成長基盤の構築
第8章 戦後における小型車工業の復興と再編
第9章 戦後におけるトラック部門を中心とした自動車工業の確立
第10章 「国民車構想」と軽乗用車市場の形成
終 章


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