研究開発機能の空間的分業 日系化学企業の組織・立地再編とグローバル化
鎌倉 夏来:著
A5判 288ページ
価格:7,260円 (消費税:660円)
ISBN978-4-13-046125-2 C3033
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
価格:7,260円 (消費税:660円)
ISBN978-4-13-046125-2 C3033
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
内容紹介
日系化学企業を対象に,研究開発の組織,立地,知識フローのグローバルな動態を明らかにし,分業がどのような論理に基づき成り立っているのかを考察する.イノベーションを活発に起こしていく上で,国内外でいかなる空間的分業が望ましいのかを解き明かす.
著者プロフィール
鎌倉 夏来(カマクラ ナツキ)
東京大学大学院総合文化研究科助教
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序 章 問題の所在と分析枠組み
第I部 研究開発機能の分析理論と化学産業における動向
第1章 研究開発組織の空間的分業論
第2章 世界の化学産業の概要と研究開発の動向
第3章 日本の化学産業における研究開発の概要
第II部 企業における研究開発活動とグローバル化
第4章 旧財閥系総合化学企業の組織再編と研究開発
第5章 繊維系化学企業の企業文化と研究開発
第6章 機能性化学企業の技術軌道と研究開発
第7章 研究開発機能のグローバル化と空間的分業
終 章 研究開発機能における空間的分業論の課題
Spatial Divisions of Labor in R