中国・新興国ネクサス 新たな世界経済循環
A5判 352ページ
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-046126-9 C3033
奥付の初版発行年月:2018年12月 / 発売日:2018年12月下旬
価格:5,500円 (消費税:500円)
ISBN978-4-13-046126-9 C3033
奥付の初版発行年月:2018年12月 / 発売日:2018年12月下旬
内容紹介
経済大国となった中国は,いまだ過小評価されている.いまや中国は周辺の途上国を巻き込み,中国と新興国という新たな世界経済の構造が姿を見せつつある.変わりゆく中国の立ち位置から,ASEANとの関係,各産業における輸入・輸出の新展開を論じる.
目次
序 章 世界経済の構造変化と中国・新興国ネクサス(丸川知雄)
第I部 変わりゆく中国の立ち位置
第1章 中国・新興国ネクサスと「一帯一路」構想(伊藤亜聖)
第2章 中国との貿易が新興国経済に与えるインパクト(丸川知雄)
第II部 中国とASEANの水平・垂直関係
第3章 東南アジアに南進する中国(末廣 昭)
第4章 深化・分化する中国・ASEAN貿易(宮島良明・大泉啓一郎)
第III部 「世界の工場」中国がもたらす対外衝動
第5章 中国の食生活の向上と新興国への影響(李海訓)
第6章 中国の石炭輸入転換による国際市場秩序と新興国へのインパクト(堀井伸浩)
第7章 中国の鉄鋼超大国化と輸出競争力の源泉(丸川知雄)
第8章 中国セメント産業の発展と技術選択・産業組織(田島俊雄)
第9章 雑貨と携帯電話における新興国市場の開拓と専業市場(丁可・日置史郎)
終 章 米中拮抗の時代へ(丸川知雄)