財産権の経済史
小林 延人:編
A5判 304ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-046132-0 C3033
奥付の初版発行年月:2020年09月 / 発売日:2020年09月上旬
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-046132-0 C3033
奥付の初版発行年月:2020年09月 / 発売日:2020年09月上旬
内容紹介
財産権は歴史的にどのように設定され,経済活動に影響を与えてきたのか,公と私の権力や秩序との関係性はどのようなものかといった問いに,法学,経済学の知見をふまえて,歴史的な実証を試みる.専門領域を架橋し,近代から現代につながる財産権の位置づけに対して共通の議論の場を構築する.
著者プロフィール
小林 延人(コバヤシ ノブル)
東京都立大学経済経営学部准教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序 章 財産権の保護と実体経済(小林延人)
第1部 法律学と経済学を架橋する
第1章 財産権と経済活動――法律学の見地から(田中 亘)
第2章 財産権と経済活動――経済学の見地から(有本 寛)
第2部 実証史学からの証言
第3章 国家による債権の認定――藩債処分と大坂両替商・加島屋久右衛門家(小林延人)
第4章 銀行破綻と社員権・債権の整理――昭和金融恐慌における加島銀行の事例(結城武延)
第5章 発明特許は何をもたらしたか――明治日本の近代化過程と特許制度(今泉飛鳥)
第6章 知的財産権と経済成果――審判による秩序形成(西村成弘)
第7章 農地の財産権と秩序――新潟県の軒前制を事例に(齋藤邦明)
第8章 牧野と灌漑用水路をめぐる所有権と経済活動――19世紀から20世紀初頭フランス・オート=ザルプ県を中心に(伊丹一浩)