流動するネパール 地域社会の変容
石井 溥:編
A5判 400ページ
価格:8,250円 (消費税:750円)
ISBN978-4-13-050163-7(4-13-050163-1) C303
奥付の初版発行年月:2005年07月
価格:8,250円 (消費税:750円)
ISBN978-4-13-050163-7(4-13-050163-1) C303
奥付の初版発行年月:2005年07月
内容紹介
ネパールは本来,地理的条件や自然環境を背景として生業,民族,宗教などに地域の多様性を持ち分けている.しかし,この半世紀,近代化の波を受け人口の流動化,地域の都市化・グローバル化など,著しい変化を見せてきている.ネパールの政治・経済・社会・文化について近年の変化を描き,総合理解を目指す.
目次
1部 現代ネパールの形成
1章 権力構造と民主化
2章 現代経済—高外国依存の低開発状況からの脱出が可能か
3章 地域と住民—ネパール人とは誰のことか?
4章 社会・文化の変容
5章 衣食住にみる生活様式・意識の変化
2部 変化の中の地域社会
1章 首都圏の変容
カトマンズ首都圏の膨張/M村G地区の住宅建設とその影響/スーパーマーケットをめぐる消費行動
2章 盆地の集落
ネワールの村の変容/カトマンズ近郊村落の変化とビハラ仏教の展開
3章 山地の村落
山地ヒンドゥーの村の変容/タカリーの社会変容/変わりゆくチョオバンの山村
4章 南部平地の集落
停滞気味のタライの村/南部平地の町ビラトナガル
5章 変わりゆくネパール