大学出版部協会

 

日本人の情報行動 2005

日本人の情報行動 2005

A5判 336ページ
価格:13,200円 (消費税:1,200円)
ISBN978-4-13-050167-5(4-13-050167-4) C303
奥付の初版発行年月:2006年11月

内容紹介

人びとのメディア利用行動やコミュニケーション行動,すなわち「情報行動」と読んでいる生活行動に焦点を絞り,それに費やした時間量や利用の実態を,2005年3月に実施した日記式調査と質問票調査の両面から分析する.新しいメディア環境下における人びとの行動変化を明らかにする.


目次

第1部 日本人の情報行動の現状と変化
0.「東京大学情報学環・情報行動調査」の概要(橋元良明)
1.情報行動の全般的傾向
情報行動の概況(橋元良明)/時間帯別にみた主な情報行動(石井健一)/情報機器の所有・利用(三上俊治)/属性別にみた情報行動(金相美・北村智)/情報行動規範意識(小笠原盛浩)/情報領域と情報源(金相美)/状況別メディアの利用(北村智)/情報源の信頼性・重要性認識・有効性感覚(橋元良明)/セキュリティ感覚(三上俊治)/情報ハンドリング力(情報活用力)(小笠原盛浩)/メディア利用と社会意識・社会階層(遠藤薫)
2.メディア別にみた情報行動
PCインターネット利用(石井健一・遠藤薫・小笠原盛浩・橋元良明)/モバイル・コミュニケーションと電話(北村智)/テレビとその他の映像メディア(石井健一・金相美)/活字メディア(三上俊治)/対面コミュニケーション(小笠原盛浩)
第2部 2005年情報行動の諸相
3.「日本人の情報行動・日記式調査」の分析からみたインターネット利用の生活時間・他メディア利用時間への影響——「在宅時間相応配分説」について(橋元良明)
4.テレビ視聴時間と他の情報行動の関連——情報行動調査による各種指標の検討(石井健一)
5.多メディア状況下におけるメディア選択と影響——日韓台比較を通してみえてくるもの(吉井博明)
6.対人コミュニケーション手段の選択と丁寧さの伝達(北村智)
7.社会関係資本と情報行動(辻大介)
8.多メディア・非同期コミュニケーション環境における社会関係——「他人指向」から「仲間指向」へ(遠藤薫)
第3部 調査票(単純集計結果)


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。