日本近代化の基礎過程 上 長崎造船所とその労資関係:1855
A5判 340ページ
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-13-051021-9(4-13-051021-5) C303
奥付の初版発行年月:1982年06月
価格:5,060円 (消費税:460円)
ISBN978-4-13-051021-9(4-13-051021-5) C303
奥付の初版発行年月:1982年06月
内容紹介
江戸時代末期に徳川幕府によって創設・経営された長崎製鉄所は,維新後明治政府の直営となり,やがて三菱資本傘下の一経営となっていくが,本書はそこにおける生産・労務政策と労資関係の展開を跡づけつつ,日本近代化の基礎過程を明らかにする.上巻ではその創設から維新期まで(1855〜71年),中巻では工部省下における殖産興業政策と長崎造船所の経営の組織と人物(1871〜84年),下巻では三菱資本の生成史を振り返るとともに,三菱長崎造船所の成立を扱い(1884〜1900年),日本資本主義の特質を考察.