家族・世帯の変容と生活保障機能
A5判 340ページ
価格：5,280円 (消費税：480円)
ISBN978-4-13-051114-8(4-13-051114-9) C303
奥付の初版発行年月：2000年09月
価格：5,280円 (消費税：480円)
ISBN978-4-13-051114-8(4-13-051114-9) C303
奥付の初版発行年月：2000年09月
内容紹介
日本の社会保障が経済社会に与える影響は広範囲に及び，社会保障給付費の対ＧＮＰ比は約13％にものぼっている．これらの巨額の給付・負担に関して，家族・世帯の変容とともに社会保障制度がどのような影響を与え，世帯の生活保障機能がどのように変わるのか，個票データをもとに分析する．
目次
第1章 家族・世帯の変容と社会保障
第2章 家計の国際比較
第3章 成人同居に見る世帯の生活保障機能
第4章 世帯の収支と所得分配
第5章 ライフサイクルから見た不平等度
第6章 健康と所得
第7章 高齢者の多様性と年齢区分
第8章 高齢者の同居の決定要因の分析
第9章 高齢者の家計構造
第10章 社会保障制度の安全網と高齢者の経済的地位
第11章 高齢者の健康が就業・所得に与える影響
第12章 高齢者の身体状態と要介護
第13章 高齢者の要介護状態が家計の介護時間・費用に与える影響
第14章 高年齢者の所得構成と医療需要
第15章 社会保障制度へのインプリケーション
付録 国民生活基礎調査によるパネルデータ