子育て世帯の社会保障
A5判 332ページ
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-051123-0(4-13-051123-8) C303
奥付の初版発行年月:2005年04月
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-051123-0(4-13-051123-8) C303
奥付の初版発行年月:2005年04月
内容紹介
日本の子育て世帯の実態,家族支出等の国際比較,児童手当や育児休業などの各種政策の分析評価,企業や地域の子育て支援施策の実態や課題を論じ,なぜ子育て支援が必要かという理論的根拠を明らかにする.そのなかで,今,子育て世帯への社会保障で何が必要なのかという提言の共有化を図る.
目次
序章 「子育て世帯の社会保障」の意義と本書の構成
1部 子育て世帯の現状
1章 子どものいる世帯の経済状況
2章 子育て世帯に対する社会保障給付の現状と国際比較
2部 子育て世帯に対する所得保障
3章 児童手当および児童扶養手当の理念・沿革・課題
4章 子どもの貧困—国際比較の視点から
5章 母子世帯の経済状況と社会保障
3部 保育サービスをめぐる動向と課題
6章 保育サービスの再分配効果と母親の就労
7章 待機児童問題の経済分析
8章 保育をめぐる新しい動き—スウェーデンの示唆
4部 子育て世帯に対する企業・地域による支援
9章 誰が育児休業を取得するのか
10章 企業の子育て支援への取組みと今後の方向性
11章 児童虐待への対応としての「親子分離」と「地域子育て支援」
資料 ワークショップ「子育て世帯の社会保障」における議論の概要