少子化時代の家族変容 パートナーシップと出生行動
A5判 264ページ
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-051135-3 C3036
奥付の初版発行年月:2011年03月
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-051135-3 C3036
奥付の初版発行年月:2011年03月
内容紹介
少子化問題に悩む日本.社会全体の少子化は個々の家族の変化が生みだしたものであり,ミクロな家族の変容を分析することで日本の少子化の特徴と問題点が浮かび上がる.パートナーづくり,そして出産と子育てを丁寧に考察した国際比較研究の成果.
(第14回日本人口学会賞受賞)
目次
序章 超少子化の背景と政策対応(阿藤 誠)
I 若者のパートナーシップ形成
第1章 未婚化の要因——ジェンダーからみた学歴と雇用(津谷典子)
第2章 若者の離家——日独伊3カ国比較分析(田淵六郎)
第3章 離家の遅れと未婚化——日米比較分析(菅 桂太)
II 家族形成をめぐる問題
第4章 子育てコストと女性の就業継続(吉田千鶴)
第5章 夫婦の労働時間と子ども数——日独仏3カ国比較分析(福田亘孝)
第6章 子育ての経済的負担感と子ども数(福田亘孝)
第7章 夫の家事参加と妻の出産意欲(西岡八郎・星 敦士)
第8章 ジェンダーと子育て負担感——日独伊3カ国比較分析(岩間暁子)
終章 本書のまとめと政策提言(阿藤 誠・西岡八郎)