日本の人口動向とこれからの社会 人口潮流が変える日本と世界
価格:5,280円 (消費税:480円)
ISBN978-4-13-051139-1 C3036
奥付の初版発行年月:2017年05月
日本は人口減少社会に突入し,それに影響される社会システムの再編が求められている.本書は,現代の人口問題に関する現状と社会経済要因をエビデンスに基づいて紹介し,これからの社会を考えるうえで必要な議論のための知見を提供する.
目次
はしがき(森田 朗)
序 章 人口潮流が変える世界と日本(森田 朗・金子隆一)
I 日本の人口動向——日本社会の地殻変動
第1章 日本の人口動向と社会(金子隆一)
第2章 人口学的要因からみた地域人口の変化と将来像(山内昌和・小池司朗・江崎雄治)
第3章 世帯の動向と将来像(小山泰代・鈴木 透)
第4章 人口動向と社会保障(宮田 智)
II 生き方の変化——新たな健康・共生社会へ
第5章 長寿化とその影響(石井 太)
第6章 少子化とその影響(岩澤美帆)
第7章 ライフコースと家族——その実践と意識の変化(釜野さおり)
第8章 ライフコースの変化と社会保障(守泉理恵)
III 世界の人口動向——1国では生きられない
第9章 東アジアの低出産・高齢化問題(鈴木 透)
第10章 世界の国際人口移動——データ統一化に関わる課題(千年よしみ)
第11章 世界の人口と開発問題——人口転換論を通して(林 玲子)
IV 将来社会の展望——人口から考える
第12章 仮想的人口シミュレーションとその政策議論への応用(石井 太)
終 章 人口変動の時代を越えて——社会経済との相互作用とその帰結(金子隆一・森田 朗)
資料 統計表(別府志海)
Population Trends in Japan and Future Society: Demographic Dynamics and Perspectives
Akira MORITA, Supervisor
National Institute of Population and Social Security Research, Editor