学校を欠席する子どもたち 長期欠席・不登校から学校教育を考える
四六判 290ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-051303-6(4-13-051303-6) C303
奥付の初版発行年月:2000年09月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-051303-6(4-13-051303-6) C303
奥付の初版発行年月:2000年09月
内容紹介
不登校という現代の教育の難問にどうアプローチするか.学校システムと子どもの心理発達が絡み合う多様な〈複合問題〉に,丹念な実態調査と臨床心理的分析から迫り,実践へのヒントを示す.単純化や俗説を越え,いまもっとも具体的な不登校研究の書.
目次
序章 学校を欠席する子どもたちと学校不適応
I 長期欠席と不登校のあいだ——基礎データ編
1章 「長期欠席」「不登校」とは何か
2章 長期欠席と不登校の実態
3章 長期欠席と不登校のその後
II 長期欠席・不登校と学校要因——学校データ編
4章 長期欠席・不登校の複合原因論
5章 学校要因の探索的研究
III 長期欠席・不登校に対する学校の取り組み——学校事例編
6章 相談教室を中心とした取り組み
7章 不登校を出さない学級作り
IV 長期欠席・不登校増加の背景を考える——総合考察
8章 「学校に行くこと」をめぐって
9章 学校環境の流動性
10章 子どもの仲間関係の発達
終章 子どもの心理発達と学校教育