若者と仕事 「学校経由の就職」を超えて
A5判 240ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-051311-1(4-13-051311-7) C303
奥付の初版発行年月:2005年04月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-051311-1(4-13-051311-7) C303
奥付の初版発行年月:2005年04月
内容紹介
フリーター,ニートの急増に見られるように,日本の〈若者と仕事〉の現状はきわめて厳しい局面にある.著者は,こうした現状の背景にある日本独特の要因として「学校経由の就職」の機能不全と「教育の職業的意義」の不在を指摘し,具体的な打開策を提案する.
著者プロフィール
本田 由紀(ホンダ ユキ)
東京大学大学院教育学研究科教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
序章 〈教育から仕事への移行〉をめぐる閉塞の打開に向けて
1章 「学校経由の就職」の盛衰
2章 「学校経由の就職」の定着に伴うコンフリクト
3章 1990年代における高卒就職の変容
4章 「フリーター」を生み出すもの
5章 失われた「教育の意義」
6章 若者に力を与えるために——若年雇用政策の問題点と新たな提案