社会調査の公開データ 2次分析への招待
価格:3,520円 (消費税:320円)
ISBN978-4-13-052017-1(4-13-052017-2) C303
奥付の初版発行年月:2000年12月
自ら行なう調査で収集したデータだけでなく,既存の公開データを利用しての研究や教育の機が熟してきている.アメリカの総合社会調査(GSS)などに倣った日本国内や世界各地のデータ・アーカイブを紹介し,研究や教育に有効な「2次分析」の活用法を提示する(東京大学社会科学研究所附属日本社会研究情報センター・編集協力).
目次
序(佐藤博樹・石田浩・池田謙一)
I 公開データによる研究・教育の方法
1 公開データによる社会分析の手引き(安藏伸治)
2 公開データ利用型の調査教育の勧め(稲葉昭英)
II 公開データセットの紹介
1 データアーカイブとは何か(松井博)
2 公開データの概要(佐藤博樹・石田浩・池田謙一)
3 主要な公開データ
[日本の総合社会調査/アメリカの総合社会調査/イギリスの総合社会調査
/ドイツの総合社会調査/日本人の生活価値観/世界価値観調査/女性と
ジェンダー/国民アイデンティティ/政府の役割/日本人の選挙行動調査/
衆議院選挙後調査/消費生活に関するパネル調査/社会階層・社会移動に
関する調査]
III 公開データを利用した社会分析
1 社会的資源と地位達成(中尾啓子)
2 政治的疎外意識と政治参加(安野智子)
3 旧東西ドイツにおける職業生活価値観の違い(千葉隆之)
4 出産・夫の育児と妻の夫婦関係満足度(永井暁子)
5 働く母親と子どもの親子関係(片桐恵子)
6 福祉国家は今なお支持されているか(上村泰裕)
7 結婚観の国際比較(赤堀三郎)
IV 公開データの入手方法
1 公開データの入手方法(清水誠)
2 資料 関連機関のホームページアドレス(清水誠)