日本の階層システム
近代化と社会階層
原 純輔:編
四六判 288ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-055121-2(4-13-055121-3) C133
奥付の初版発行年月:2000年06月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-055121-2(4-13-055121-3) C133
奥付の初版発行年月:2000年06月
内容紹介
40年,5回にわたるSSM調査データの蓄積は日本社会の多彩な分析を可能にした.昭和の初めから今日までの時系列分析,この間における諸階層の形成と変容の計量歴史社会学,および欧米産業社会との比較分析によって,近代化と社会階層とのかかわりを追究する.
目次
I 近代化と階層
1章 近代産業社会日本の階層システム(原 純輔)
II 近代化の歴史社会学(1)——戦前から戦後へ
2章 新中間層の誕生(中村牧子)
3章 自営業層の戦前と戦後(鄭 賢淑)
4章 近代都市東京の形成(粒来香)
5章 戦後日本の農民層分解(橋本健二)
III 近代化の歴史社会学(2)——高度成長そして現在
6章 高度経済成長の光と影(佐藤嘉倫)
7章 日本的経営と長期雇用——戦後期に着目して(稲田雅也)
8章 専業主婦層の形成と変容(杉野 勇・米村千代)
9章 「豊かな社会」と周辺層(西澤晃彦)
IV 欧米と日本
10章 産業社会の中の日本——社会移動の国際比較と趨勢(石田 浩)