近代日本の教育機会と社会階層
A5判 424ページ
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-13-056206-5(4-13-056206-1) C303
奥付の初版発行年月:2003年01月
価格:6,600円 (消費税:600円)
ISBN978-4-13-056206-5(4-13-056206-1) C303
奥付の初版発行年月:2003年01月
内容紹介
近代部門への唯一のルートとなった中等・高等教育への進学機会は誰が享受したのか.「学校出」と呼ばれたこの社会階層の再生産はいつ頃から始まったのか.官庁統計類から自伝・回想録に及ぶ広範囲の関連資料を縦横に駆使して描く「近代日本」の一断面.
目次
序章 近代日本という過渡期
1章 財産をもたない教育を受けた身分集団
2章 教育機会をめぐる士族と平民
3章 平民の進出と県立学校
4章 地方名望家層の規模と実態
5章 俸給生活者の規模と実態
6章 授業料と奨学金
7章 高等教育機関増設の謎
8章 誰が中等学校に進学したか
9章 高等教育への進学ルート
10章 誰が高等教育をうけたか
終章