日本の精神科入院の歴史構造 社会防衛・治療・社会福祉
A5判 216ページ
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-056401-4 C3036
奥付の初版発行年月:2019年01月 / 発売日:2019年01月下旬
価格:5,720円 (消費税:520円)
ISBN978-4-13-056401-4 C3036
奥付の初版発行年月:2019年01月 / 発売日:2019年01月下旬
内容紹介
精神科入院大国・日本はいかに形成されたのか.行政文書や精神科診療録,疫学調査の個票などを駆使して,患者や家族の実態を探るとともに,精神科入院がもつ,社会防衛・治療・社会福祉(救貧・防貧)という3つの機能の長期的な変遷を明らかにする.
目次
序 章
第1章 私宅監置と公的監置――戦前の社会防衛型
第2章 短期入院の私費患者――戦前の治療型
第3章 貧困患者の公費収容――戦前の社会福祉型
第4章 戦前における公費での病床供給システム
第5章 戦後における精神病床入院の3類型の展開
第6章 生活保護法による医療扶助入院――戦後の社会福祉型
終 章
Historical Structure of Psychiatric Hospitalization in Japan:
Social Defense, Treatment, and Social Welfare
Motoyuki GOTO