内容紹介
約35000語を索引に収録した大辞典.学名の語源と意味を詳細に解説.生物学に携わる人たちの学名への理解を深め,分類学を志す人たちに命名のためのさまざまなヒントを提供.学名に関するエピソードや命名の方法についてトピックで紹介.豊富な動植物の写真や図版を掲載.
目次
第1章 古典語の変化語尾
第2章 接頭辞
第3章 接尾辞
第4章 縮小辞
第5章 一般的な形容詞
第6章 色に関する用語
第7章 形と寸法に関する用語
第8章 表面構造に関する用語
第9章 動物体の構造に関する用語
第10章 植物の構造に関する用語
第11章 環境に関する用語
第12章 動物の行動に関する用語
参考文献/付図出典/高次分類群名索引/属名索引/種小名索引/和名索引
[囲み記事]
ワライカワセミの属名はアナグラム/一番短い学名/世界最小の魚の学名/命名法ドリル——下図の虫に新属名をつけてみよう/学名が変更できないのは常識/Neo-が「新しい」とばかりは限らない/属名と種小名が同じ意味の学名/ほか
本書の特色
●約35000語におよぶ用語を索引に収録する大辞典.
●生物学に携わる人たちに学名をより身近な存在として紹介.分類学を志す人たちには,命名のためのさまざまなヒントを提供.
●動物,植物,細菌などの学名の語源と意味を詳述.
●学名に用いられる古典語(ギリシア語とラテン語)の語彙を全12章に分けて解説.
●約120項目余りの囲み記事により,学界のトピックス,学名に関するエピソードなどを紹介.さらに「命名法ドリル」により,学名の付け方を学ぶ.
●約400点の豊富な動植物の写真や図版を掲載.