エミリー・デュ・シャトレとマリー・ラヴワジエ 18世紀フランスのジェンダーと科学
四六判 288ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-060303-4(4-13-060303-5) C304
奥付の初版発行年月:2005年05月
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-060303-4(4-13-060303-5) C304
奥付の初版発行年月:2005年05月
内容紹介
「女性の世紀」を代表する二人の「才女」——『物理学教程』を執筆し『プリンキピア』を初めて仏訳したエミリーと「化学革命の父」ラヴワジエの研究を支えたマリー.新たな視点が浮き彫りにする,現代に通ずるジェンダー問題とは?
目次
第1章 科学革命の時代から啓蒙の時代へ
啓蒙時代の科学/「才女」の時代
第2章 ふたりの才女とふたつの時代
エミリーとマリー・アンヌ/「才女」の誕生
第3章 エミリー・デュ・シャトレと『物理学教程』
なぜ『物理学教程』は書かれたのか/『物理学教程』と活力論争/『物理学教程』から『プリンキピア』へ
第4章 マリー・アンヌ・ラヴワジエとふたつの革命
化学革命の女神/『化学論集』の出版/革命が消した伝統
終 章 ジェンダーの視点から見えてくるもの