新装版 プレートテクトニクスの拒絶と受容 戦後日本の地球科学史
泊 次郎:著
A5判 288ページ
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-13-060319-5 C3040
奥付の初版発行年月:2017年05月
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-13-060319-5 C3040
奥付の初版発行年月:2017年05月
内容紹介
1960年代後半に登場したプレートテクトニクスは,欧米では70年代初めには地球科学の支配的なパラダイムとなった.しかし,日本の地質学界ではその受容に10年以上の遅れが見られた.なぜこのような事態が生じたのか? 多くの資料をもとにその謎を解明する.初版2008年.
目次
新装版へのまえがき
まえがき
序 章 プレートテクトニクスと日本の科学史
第1章 大陸移動説からプレートテクトニクスへ——地球科学の革命
第2章 戦前の日本の地球科学の発展とその特徴
第3章 戦後の日本の民主主義運動と地学団体研究会
第4章 「2つの科学」と地学団体研究会
第5章 日本独自の「地向斜造山論」の形成
第6章 プレートテクトニクスの登場と日本の地球科学
第7章 「日本列島=付加体」説の形成とプレートテクトニクスの受容
終 章 プレートテクトニクスの受容とそれ以降の日本の地球科学
あとがき
年表/参考資料/事項索引/人名索引
Rejection and Acceptance of Plate Tectonics: A History of Earth Science in Postwar Japan [New Edition]
Jiro TOMARI