プレート収束帯のテクトニクス学
A5判 288ページ
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-060738-4(4-13-060738-3) C304
奥付の初版発行年月:2002年02月
価格:4,180円 (消費税:380円)
ISBN978-4-13-060738-4(4-13-060738-3) C304
奥付の初版発行年月:2002年02月
内容紹介
地球の進化において,プレート収束帯は,海洋プレートの沈み込み帯での火山活動による大陸形成,また島弧や大陸同士がぶつかりあう衝突帯での地殻改変を通じて,中心的な役割を果たしてきた.地球システム全体の時間的空間的変化を総合的に取り込んだ新しい「テクトニクス学」を語る.
目次
第I部 基礎編 一般的背景とテクトニクス学
1 テクトニクス学の研究対象
2 地球の層状構造と第一近似の物質構成
3 一般的背景としてのプレートテクトニクス
第II部 沈み込み帯のテクトニクス学
4 現在の地球のプレート沈み込み帯
5 プレート沈み込み帯のテクトニックな諸現象
6 付加体の構成物質と形態
7 造構性侵食作用
8 プレート沈み込み帯の地震
9 海嶺の沈み込み
10 島弧地殻の再編成
11 沈み込み帯におけるテクトニックなバランスと物質循環
第III部 衝突帯のテクトニクス学
12 島弧——島弧の衝突と島弧会合部
13 島弧と大陸の衝突帯
14 大陸間衝突のテクトニクス—ヒマラヤ地域
15 大陸間衝突のテクトニクス—アルプス・地中海地域