内容紹介
1995年,はじめて太陽系外に惑星が発見された.この発見は,太陽系惑星を中心に組み立てられてきた惑星形成理論を大きく変更させることとなった.現在,最もエキサイティングで,さまざまな発展の可能性を秘めた本分野の魅力と研究の到達点をあますところなく解説する.
目次
第I部 系外惑星研究の現状
第1章 系外惑星の観測
第2章 系外惑星の軌道進化——ホット・ジュピター、エキセントリック・プラネット
第3章 系外惑星の形成
第4章 さらなる系外惑星系へ
第II部 系外惑星研究の基礎
第5章 原始惑星系円盤——惑星系形成の初期条件
第6章 ダストから微惑星へ
第7章 微惑星から原始惑星へ
第8章 潮汐相互作用