コレクション数学史
デカルトの数学思想
A5判 624ページ
価格:8,140円 (消費税:740円)
ISBN978-4-13-061351-4(4-13-061351-0) C304
奥付の初版発行年月:2003年02月
価格:8,140円 (消費税:740円)
ISBN978-4-13-061351-4(4-13-061351-0) C304
奥付の初版発行年月:2003年02月
内容紹介
「われ惟う,ゆえにわれあり」——近代西欧数学の祖デカルトの思想・哲学は,いかにして形成されていったのか.そして,それに多大な影響を受けた近代学問の構造とは.鍵概念「普遍数学」を軸に,深い洞察,緻密な論考によって展開される,待望のデカルト論.
目次
序論 デカルトと近代西欧数学
第I部 デカルト数学思想の形成
第一章 デカルトとイエズス会の数学教育
第二章 クラヴィスの数学思想
第三章 数学改革の最初の試み
第四章 『精神指導の規則』の数学的背景
第五章 1637年の『幾何学』
中間考察 デカルトと近代思想における数学主義の始原
第II部 歴史的パースペクティヴから見た普遍数学の概念
第六章 アリストテレスにおける「普遍数学」
第七章 16世紀の「普遍数学」
第八章 17世紀の「普遍数学」
結論 デカルトと近代学問構造