コレクション数学史
近世日本数学史 関孝和の実像を求めて
A5判 452ページ
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-061355-2(4-13-061355-3) C304
奥付の初版発行年月:2005年03月
価格:7,150円 (消費税:650円)
ISBN978-4-13-061355-2(4-13-061355-3) C304
奥付の初版発行年月:2005年03月
内容紹介
算聖・関孝和の「実像」とは?多角的な視点から関の伝記を再考.国絵図作成と和算家との関わり,儒学と和算の相互連関などの話題や,建部賢弘や三宅尚斎,榊原霞洲といった人びともとりあげる.和算史研究に新たな地平を切り拓く書である.
目次
序
第一部 関孝和伝と和算史料
第一章 関孝和伝再考——「近代人」としての関孝和
第二章 関孝和伝再考——「算聖」としての関孝和
第三章 和算史料論
第二部 近世前期の和算の諸相——儒学と測量
第四章 黎明
第五章 算と儒と
第六章 国絵図調進と和算家
第七章 三宅尚斎と阿蘭陀流町見術
第三部 関孝和の数学をめぐる問題
第八章 遺題継承と関孝和——『発微算法』の異版の存在について
第九章 『活要算法』と『大成算経』
第一〇章 建部賢弘と榊原霞洲
第一一章 山路主住と戸坂保佑
終章
結語