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「都市」の新しい拡張インターネット・オブ・プレイス

インターネット・オブ・プレイス 「都市」の新しい拡張

四六判 272ページ
価格:4,290円 (消費税:390円)
ISBN978-4-13-061408-5 C3004
奥付の初版発行年月:2023年06月 / 発売日:2023年06月上旬

内容紹介

インターネットはモバイルで人をつなぎ、さらにモノをつなぐことにより(IoT)現代のインフラとなった。技術の進歩とコロナ禍の経験は、いま都市を「場所のインターネット」へと変貌させつつある。インフラと法、人々の行動と参加、創造性や文化まで、学際的研究によりその実態と可能性を描き出す。    

著者プロフィール

高木 聡一郎(タカギ ソウイチロウ)

東京大学大学院情報学環准教授、東京大学芸術創造連携研究機構フェロー、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主幹研究員

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

はじめに(高木聡一郎)

第I部 序論
第1章 インターネット・オブ・プレイスの概念(高木聡一郎)

第II部 社会経済レイヤー
第2章 都市と地方の二元論を超える(澁谷遊野、高木聡一郎、福地真美)
第3章 エモーショナルな都市――人々は都市に何を求めているのか?(高木聡一郎、澁谷遊野)
第4章 都市のレジリエンスとデジタルプラットフォーム――空間資本を用いた考察(櫻井美穂子)
コラム 都市と地方を繋ぐハイブリッドな交流のすすめ(神田主税)

第III部 文化レイヤー
第5章 イノベーションの新たな文化を育む「場」のデザインとその戦略(トゥーッカ・トイボネン/高木聡一郎訳)
第6章 都市にとって美とは何か?――ビッグデータとAIを用いた「感性的なもの」の定量化の試み(吉村有司)
第7章 秋葉原・文化・超辻性(庄司昌彦)
コラム 大都市における文化の継承に向けて(印出井一美)

第IV部 データ/技術レイヤー
第8章 都市におけるデータプラットフォームとイノベーション(越塚 登)
第9章 エリアマネジメントのDXがもたらす都市の拡張(重松眞理子)
第10章 都市の相互接続と共存進化を支えるサイバーインフラ(中尾彰宏)
第11章 都市空間におけるデータ利活用の法的課題(酒井麻千子)

あとがき


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