解析力学・量子論 第2版
須藤 靖:著
A5判 320ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-062618-7 C3042
奥付の初版発行年月:2019年05月 / 発売日:2019年05月中旬
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-062618-7 C3042
奥付の初版発行年月:2019年05月 / 発売日:2019年05月中旬
内容紹介
最小作用の原理による古典力学の定式化を紹介し,量子論へと至る論理的道筋をわかりやすく解説した入門書.数式の背後にある物理的意味や導出方法も省くことなく記述.改訂にあたり,小澤の不等式などの内容を追加した.
著者プロフィール
須藤 靖(ストウ ヤスシ)
東京大学大学院理学系研究科教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに
第1章 科学を学ぶ意義
第2章 ニュートンの法則からラグランジュ形式へ:帰納的定式化
第3章 最小作用の原理からニュートンの法則へ:演繹的定式化
第4章 対称性と保存則
第5章 ハミルトン形式と正準変換
第6章 ハミルトン-ヤコビ方程式と天体力学
第7章 黒体輻射とエネルギー量子
第8章 原子の構造と前期量子論
第9章 粒子性と波動性
第10章 波動関数とシュレーディンガー方程式
第11章 経路積分による定式化:古典力学から量子論へ
第12章 1次元量子系
第13章 量子論における物理量と演算子
第14章 物理学的世界観
付録A 電磁場の古典論
付録B 超関数とデルタ関数
付録C 例題集:問題編
付録D 例題集:解答編
Mechanics: from Classical to Quantum, 2nd Edition
Yasushi SUTO