普遍生物学 物理に宿る生命,生命の紡ぐ物理
金子 邦彦:著
A5判 322ページ
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-062620-0 C3042
奥付の初版発行年月:2019年10月 / 発売日:2019年10月下旬
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-062620-0 C3042
奥付の初版発行年月:2019年10月 / 発売日:2019年10月下旬
内容紹介
生命一般に成立する普遍的性質を求めて――非常に多様な成分をもち,維持・再生産するユニークな能力をもつ生命の「複製・適応・記憶・分化・進化」の原理をいかにしてみいだすか? 『生命とは何か』から16年――生命を探究する新たなステージへ読者をいざなう.
著者プロフィール
金子 邦彦(カネコ クニヒコ)
東京大学大学院総合文化研究科教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに
第1章 普遍生物学
第2章 普遍生物学の方法論
第3章 細胞の複製――熱力学,ゆらぎ,整合性
第4章 細胞の環境への適応――ゆらぎ,アトラクター選択,整合性
第5章 細胞のホメオスタシス
第6章 細胞の記憶
第7章 細胞状態の分化
第8章 表現型進化
第9章 環境への適応と進化――次元圧縮,ロバストネス,ルシャトリエ原理
第10章 まとめと今後の課題