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実践としての統計学 新装版

実践としての統計学 新装版

A5判 256ページ
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-13-062930-0 C3041
奥付の初版発行年月:2024年08月 / 発売日:2024年08月下旬

内容紹介

最低限わかっておくべき知識から、データに向き合うときの「罪の意識」の重要性、各種検定を行う意味、ベイズアプローチの紹介、研究における有用性とのジレンマまで――現実問題に取り組む「実践」という観点から統計学をとらえ直し、早くからマニュアル化への警鐘を鳴らしてきた名著の新装版。

著者プロフィール

佐伯 胖(サエキ ユタカ)

信濃教育会教育研究所所長・東京大学名誉教授・青山学院大学名誉教授
1939年生まれ。1970年ワシントン大学大学院心理学専攻博士課程修了、Ph.D。 主著『「きめ方」の論理』(東京大学出版会、1980)、『幼児教育へのいざない』(東京大学出版会、2001)、『「わかり方」の探求』(小学館、2004)ほか多数。

松原 望(マツバラ ノゾム)

東京大学名誉教授
1942年生まれ。1972年スタンフォード大学大学院統計学博士課程修了、Ph.D。 主著『意思決定の基礎』(朝倉書店、1977/新版1985)、『わかりやすい統計学』(丸善、1996/第2版2009)、『計量社会科学』(東京大学出版会、1997)ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

新装版刊行にあたって(佐伯 胖)
まえがき
序章 実践としての統計学(佐伯 胖)
1章 必要とされるときの統計学――理論の「わかりやすさ」(松原 望)
2章 データを読む――相関分析、主成分分析、因子分析の意味をさぐる(佐伯 胖)
3章 因果関係を推定する――無作為配分と統計的検定(高野陽太郎)
4章 仮説の統計的評価とベイズ統計学(繁桝算男)
5章 統計の実践的意味を考える――計量解析のエスノメソッド(佐藤俊樹)
簡易用語解説/練習問題の解答


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