自然史標本が未来を拓く 国立自然史博物館を沖縄に!
馬渡 駿介:著
四六判 248ページ
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-063383-3 C1045
奥付の初版発行年月:2024年03月 / 発売日:2024年03月下旬
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-13-063383-3 C1045
奥付の初版発行年月:2024年03月 / 発売日:2024年03月下旬
内容紹介
地球自然環境の保全や人類の持続可能性のために自然史研究の重要性がますます増してきている。東・東南アジアの中心に位置する沖縄に、日本初の国立自然史博物館を設立しよう! 本書は博物館とはなにか、自然史研究とはなにかなどの解説から丁寧に説き起こし、国立自然史博物館の必要性を強く訴える。
著者プロフィール
馬渡 駿介(マワタリ シュンスケ)
北海道大学名誉教授,国立沖縄自然史博物館設立準備委員会理事。
1946年生まれ。1969年北海道大学理学部生物学科卒、1974年同大大学院理学研究科動物学専攻博士課程修了。日本大学医学部助手、同学部講師,北海道大学理学部助教授、同学部教授、同大大学院理学研究科教授、同大大学院理学研究院教授、同大総合博物館館長などを経て現職。専門は動物分類学。理学博士。おもな著作は『動物分類学の論理――多様性を認識する方法』(東京大学出版会、1994年)、『動物分類学30講』(朝倉書店、2006年)、『動物の多様性30講』(朝倉書店、2013年)ほか多数。
目次
はじめに
第1章 国立自然史博物館構想のきっかけはなにか
第2章 博物館とはなにか
第3章 自然史博物館とはなにか
第4章 自然史科学とはなにか
第5章 自然史標本とはなにか
第6章 自然史標本を失ってはならない
第7章 自然史財とはなにか
第8章 日本の自然史博物館の問題はなにか
第9章 今なぜ国立自然史博物館は必要なのか
第10章 国立自然史博物館はどんなところか
おわりに
引用文献
索引