内容紹介
使いやすく,効き目もしっかり,副作用も少ない,そんな夢の薬をつくるには,専門家におまかせではダメである.一般市民も,まずは薬を学び,そして薬を育てる意識を持ってほしい.豊富な具体的な事例をもとに,薬の専門家がおくる,新しい薬との付き合い方の提案.
目次
プロローグ——医療の中で「薬」はどうあるべきか
第1部 薬を育てる——育薬
1 医薬品の創薬、適正使用と育薬
2 育薬による医薬品の進化
3 医薬品不適正使用と投薬ミスとその回避
4 患者と服薬ノンコンプライアンス
5 育薬を達成するための人々の連携
第2部 薬を学ぶ——薬育
6 これまでの薬育とこれからの薬育
7 学校と一般社会での薬育
8 薬育の実践のための教育コンテンツ
エピローグ——真の医薬分業と安全のために