戦後物理をたどる 半導体黄金時代から光科学・量子情報社会へ
上村 洸:著
四六判 272ページ
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-063608-7 C1042
奥付の初版発行年月:2019年04月 / 発売日:2019年04月中旬
価格:3,740円 (消費税:340円)
ISBN978-4-13-063608-7 C1042
奥付の初版発行年月:2019年04月 / 発売日:2019年04月中旬
内容紹介
東京大学,ベル研究所,ケンブリッジ大学などの名だたる研究機関で,レーザー,半導体,光ディスクから高温超電導まで,現代社会に必要不可欠な技術の開発・発展に貢献してきた著者の研究を振り返り,いかに物性物理学が形作られてきたかを繙いていく.科学・物理学研究の魅力を伝える一冊.
著者プロフィール
上村 洸(カミムラ ヒロシ)
東京大学名誉教授/東京理科大学名誉教授
上記内容は本書刊行時のものです。
目次
はじめに
序 章 終戦と新制東京大学
第1章 小谷研究室と固体物理の黎明
第2章 ベル研と光科学・光通信の時代――配位子場理論
第3章 日本物理学の台頭――半導体テルル
第4章 師,ネーヴィル・モット卿との出会いと研究(ケンブリッジ大学)
第5章 ナノサイエンス・ナノテクノロジーの時代――半導体超格子とグラファイト層間化合物
第6章 半導体黄金時代――本郷キャンパス再開発へ
第7章 変わる私立大学――日英共同研究「低次元構造半導体とデバイス」
第8章 東京理科大学での研究――高温超電導
おわりに
Reviewing Postwar Physics:
From the Semiconductor Golden Age to Light Science and Quantum Information
Hiroshi KAMIMURA