日本の哺乳類学
日本の哺乳類学3 水生哺乳類
加藤 秀弘:編
A5判 312ページ
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-064253-8 C334
奥付の初版発行年月:2008年07月
価格:4,840円 (消費税:440円)
ISBN978-4-13-064253-8 C334
奥付の初版発行年月:2008年07月
内容紹介
海に生きる動物たち——クジラ,イルカ,アザラシ,ジュゴンなど,水に適応した多様な動物の進化,生態,生理などを解き明かし,さらに資源管理と保全の現状をみる.陸の世界から水の世界まで,すべての哺乳類研究の最前線をとらえるシリーズ,ここに完結!
目次
序 章 日本の水生哺乳類——鯨類・鰭脚類・海牛類(加藤秀弘)
第I部 進化と生態
第1章 起源と進化——最新技術で語る鯨類研究(岡田典弘)
第2章 日本の沿岸性鯨類——沿岸に根付くニタリクジラ(木白俊哉)
第3章 世界遺産知床半島の海獣類——アザラシ類の実態(小林万里)
第II部 形態と生理
第4章 形態変異——イシイルカ(天野雅男)
第5章 人工繁殖の現状と将来——飼育下の小型鯨類(吉岡 基)
第6章 なにを見ているか——鯨類の光覚能力(村山 司)
第III部 資源と保全
第7章 資源の動向を探る——鯨類目視調査(宮下富夫)
第8章 海洋生態系を探る——鯨類捕獲調査がめざすもの(藤瀬良弘)
第9章 絶滅危惧種の保全——沖縄のジュゴン(明田佳奈)
第10章 漁業被害問題——トドの回遊と消長(服部 薫)