源氏物語虚構論
A5判 1176ページ
価格:20,900円 (消費税:1,900円)
ISBN978-4-13-080065-5(4-13-080065-5) C309
奥付の初版発行年月:2003年02月
価格:20,900円 (消費税:1,900円)
ISBN978-4-13-080065-5(4-13-080065-5) C309
奥付の初版発行年月:2003年02月
内容紹介
『源氏物語』本文の厳密な解釈を前提に,物語としての虚構の機構にわけ入り,その作品の本質に迫る.とりわけ,〈いろごのみ〉などの古代の習俗をも本文から帰納しつつ,光源氏の特殊性に注目しながら,逆に物語としての普遍性をとらえる.全七篇五十四章から成る大著.
目次
序章 「物語」の論理
第一篇 物語虚構論
第二篇 物語の初期
第三篇 物語の長編化
第四篇 六条院物語の形成
第五篇 『源氏物語』の内と外
第六篇 光源氏晩年の物語
第七篇 宇治十帖展望