ソシュール 一般言語学講義 コンスタンタンのノート
A5判 228ページ
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-13-080250-5
奥付の初版発行年月:2007年03月
価格:3,300円 (消費税:300円)
ISBN978-4-13-080250-5
奥付の初版発行年月:2007年03月
内容紹介
記号論の祖とされ,その思想の影響は言語学にとどまらず,哲学,情報科学,芸術論など広範に及ぶソシュール.本書は,ソシュール『一般言語学講義』を,望み得る最高のテキストにもとづき正確に再現,いまや20世紀の古典となった作品の全貌を明らかにする.解題・石田英敬.
目次
訳者まえがき
序 章 言語学の歴史を簡単に振り返る
第I部 諸言語
第1章 言語の地理的多様性 異なる種と多様性の程度
第2章 地理的な多様性という事実を複雑なものにするかもしれないさまざまな事実
第3章 原因の観点から見た言語の地理的多様性
第4章 文字表記による言語の表現
第II部 言語
第2章 言語記号の本質
第3章 言語を構成する具体的な実体は何か
第4章 言語の抽象的な実体
第5章 言語における絶対的な恣意性と相対的な恣意性
第3章 (記号の不変性と可変性)
第4章 静態言語学と歴史言語学 言語学の二重性
第 章 静態言語学
第5章 項の価値と語の意味 両者の一致と差異
第 章
解 説 新しい世紀のソシュール(石田英敬)
索引
※章立ての不統一,欠字などは翻訳がもととした原ノートの通り.