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日本美術の歴史 補訂版

日本美術の歴史 補訂版

A5判 512ページ
価格:3,080円 (消費税:280円)
ISBN978-4-13-082091-2 C3070
奥付の初版発行年月:2021年04月 / 発売日:2021年04月下旬

内容紹介

定評ある辻日本美術史の補訂版.縄文からマンガ,アニメまでを視野に入れ,日本美術に変わらずあり続ける特質を大胆に俯瞰する.最新の研究動向をふまえて記述をアップデート,よりわかりやすく解説.重要な作品を加えてさらに充実したニューバージョン.オールカラー.

著者プロフィール

辻 惟雄(ツジ ノブオ)

東京大学名誉教授/多摩美術大学名誉教授

上記内容は本書刊行時のものです。

目次

まえがき

第一章 縄文美術――原始の想像力

第二章 弥生・古墳美術
 一 縄文に代わる美意識の誕生[弥生美術]
 二 大陸美術との接触[古墳美術]

第三章 飛鳥・白鳳美術――東アジア仏教美術の受容

第四章 奈良時代の美術(天平美術)――唐国際様式の盛行

第五章 平安時代の美術(貞観・藤原・院政美術)
 一 密教の呪術と造型[貞観美術]
 二 和様化の時代[藤原美術]
 三 善を尽くし美を尽くし[院政美術]

第六章 鎌倉美術――貴族的美意識の継承と変革

第七章 南北朝・室町美術
 一 唐様の定着[南北朝美術]
 二 室町将軍の栄華[室町美術前半(北山美術)]
 三 転換期の輝き[室町美術後半(東山―戦国美術)]

第八章 桃山美術――「かざり」の開花 

第九章 江戸時代の美術
 一 桃山美術の終結と転換[寛永美術]
 二 町人美術の形成[元禄美術]
 三 町人美術の成熟と終息[享保―化政美術]

第十章 近・現代(明治―平成)の美術
 一 西洋美術との本格的出会い[明治美術]
 二 近代美術への新動向[明治美術・続]
 三 自由な表現を求めて[明治末―大正美術]
 四 近代美術の成熟と挫折[大正美術・続―昭和の敗戦]
 五 戦後から現在へ[昭和20年以後]

もっと日本美術について知るための文献案内(佐藤康宏)

あとがき


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