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物から言葉へ講座日本美術史1

講座日本美術史
講座日本美術史1 物から言葉へ

A5判 384ページ
価格:4,620円 (消費税:420円)
ISBN978-4-13-084081-1(4-13-084081-9) C337
奥付の初版発行年月:2005年04月

内容紹介

美術品を見ること,見たものを言葉で表現すること——ディスクリプション(作品記述)という美術史学の基本作法を絵画,彫刻など具体的対象に即して実践的に示す.また光学機器を用いた調査や,絵画の修理によって明らかになる新たな事実など,さまざまな研究の最先端の成果を提示.

講座 日本美術史【全6巻】


目次

序(佐藤康宏)
第1章 ディスクリプション
仏画の記述——何のために記述をするのか(有賀祥隆)
仏像の記述(田邉三郎助)
第2章 物の内部へ
絵画史研究と光学的手法——「源氏物語絵巻」の調査から(島尾 新)
仏像の内部を見る——運慶作品を中心に(山本 勉)
国宝一遍上人絵伝(一遍聖絵)と修理——古画を修理するということ(林 温)
障壁画の復元研究——その方法と問題点について(川本桂子)
第3章 物の外部へ
詞書筆者と執筆分担——絵画作品への書からのアプローチ(松原 茂)
彦根屏風の画家——狩野長信の可能性(黒田泰三)
雅俗の都市像——与謝蕪村「夜色楼台図」(佐藤康宏)
美術史研究者のデジタル・ソリューション——明治石版画調査研究への画像データベースの応用を事例として(塚原 晃)
掲載図版一覧


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