良寛ポストカードブック
齋藤 雄致:著
変型判 30ページ 並製
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-472-12007-7 C0071
奥付の初版発行年月:2009年06月
価格:1,650円 (消費税:150円)
ISBN978-4-472-12007-7 C0071
奥付の初版発行年月:2009年06月
内容紹介
江戸時代の僧侶で、漢詩人、歌人、書家であった良寛。生涯修行僧で、托鉢によってわずかな糧を得ながら、民衆と和合、調和の生活を貫いた。本書では、良寛が詠んだ数多くの歌から30首を選び、その風景をイラストに描いた。時代を超えて愛される良寛の姿を絵はがきというかたちであらわし、そのほほえましい生涯を伝える。
目次
たらちねの 母が形見と 朝夕に 佐度の島べを うち見つるかも
この里に 手毬つきつつ 子供らと 遊ぶ春日は 暮れずともよし
何ごとも 移りのみゆく 世の中に 花は昔の 春に変はらず
早苗取る 山田の小田の お女子が うちあぐる歌の こへのはるけさ
秋の夜の 月の光を 見るごとに 心もしぬに 古へ思ほゆ
ほか