フィールド科学の入口
食の文化を探る
A5判 192ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-472-18206-8 C0039
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-472-18206-8 C0039
奥付の初版発行年月:2018年02月 / 発売日:2018年02月下旬
内容紹介
人は料理をする動物である。食べることは文化である。食材は何か、いかなる調理法か、食べ方の作法は……? 生活に密着しすぎている「食」を対象化し、食べることを起点に、人間とは何かという問いにこたえる。人間活動のさまざまな局面に関係する食文化を調査するフィールドワーカーたちが、食から展開するテーマを考察する。
目次
【Ⅰ部 対談】
料理と共食、食卓というフィールドで(石毛直道・赤坂憲雄)
【Ⅱ部】
食のフィールドワークとその記録術(森枝卓士)
食の生産と消費をめぐるフィールドワーク(原田信男)
【Ⅲ部】
海の幸を利用するサルたち(辻 大和)
韓国の高齢者の食(守屋亜記子)
「ヨーグルト大国」ブルガリアをフィールドワークする(マリア・ヨトヴァ)
生活文化としての食、言語からみる食(阿良田麻里子)
インカの末裔たちは何を食べているのか(山本紀夫)
あとがき(赤坂憲雄)