フィールド科学の入口
災害とアートを探る
赤坂 憲雄:編
A5判 208ページ 並製
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-472-18209-9 C0070
奥付の初版発行年月:2020年05月 / 発売日:2020年05月下旬
価格:2,640円 (消費税:240円)
ISBN978-4-472-18209-9 C0070
奥付の初版発行年月:2020年05月 / 発売日:2020年05月下旬
内容紹介
「災害」と「アート」のフィールドで経験を積んできた7人の研究者が、とくに東日本大震災後のアートとミュージアムのありかたについて語りつくす。福島県立博物館館長でもある編者と災害史研究者の対談にはじまり、各執筆者の生々しい体験をもとに、アートをつうじて災害を伝えていくことの重要性を論じる。
目次
【Ⅰ部 対談】
災害の社会史(北原糸子・赤坂憲雄)
【Ⅱ部】
風景と時間 リサーチからレガシーへ(港 千尋)
福島県立博物館の試み 東日本大震災八年目の春にふり返る(川延安直)
【Ⅲ部】
〈当事者〉と〈非当事者〉を超えて 耳を澄ます未来の物語(新井 卓)
記憶の回収と修復から、表現の創出へ(山内宏泰)
核と物(藤井 光)
博物館×アートプロジェクト 大災害・大事故に博物館がむきあう方法(小林めぐみ)
あとがき(赤坂憲雄)