大学出版部協会

 

知の責任

科学技術社会論研究2
知の責任

B5判 192ページ 並製
価格:3,960円 (消費税:360円)
ISBN978-4-472-18302-7(4-472-18302-1) C3040
奥付の初版発行年月:2003年10月

内容紹介

社会の科学技術化、科学技術の社会化が進むにつれ、科学技術に携わる人にはますます責任ある活動が求められている。カネミ油症をめぐる通説や、旧石器捏造事件を契機とする学界の討議,先端的医療における「成功」がいかに形成されていくのか等々を分析する。また、科学技術の政策決定を専門家に一任することへの不信・批判が高まり、市民の視点に立った取り組みが模索されている。科学技術への市民参加の可能性や問題点をテーマに小特集。


目次

[特集 地の責任カネミ]油症の通説への疑問/妥当性協会の形成過程に関する研究/妥当性境界形成の力学―社会的要因の観点から―/先端医療における「成功」とは何か/日本におけるADA欠損遺伝子治療を例として/【小特集:市民参加】科学的市民権と市民科学の現在―2つの実例から―/市民による学習、研究調査、運動の重層的なj実践から見えるもの―市民科学研究室の取り組みを例にして/【書評】/【編集者への手紙】/他


一般社団法人 大学出版部協会 Phone 03-3511-2091 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14番13号 メゾン萬六403号室
このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載さ>れている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。
当協会 スタッフによるもの、上記以外のものの著作権は一般社団法人大学出版部協会にあります 。